障害者グループホームに入居できる条件とは?対象者・障害区分・年齢を解説
障害者グループホームへの入居を検討した時、
「自分はグループホームを利用できるの?」
「障害者手帳がないと入居できない?」
「障害支援区分は必要?」
「何歳から利用できる?」
など、入居条件について疑問を持つ方は多くいらっしゃいます。
障害者グループホーム(共同生活援助)は、障害のある方が必要な支援を受けながら地域で生活するための障害福祉サービスです。
ただし、利用するためには一定の条件や手続きがあります。
この記事では、障害者グループホームに入居できる対象者や障害支援区分、年齢条件、必要な手続きについてわかりやすく解説します。
もくじ
障害者グループホームとは?
障害者グループホームとは、障害のある方が共同生活を送りながら、日常生活に必要な支援を受けられる住まいです。
正式名称は障害福祉サービスの「共同生活援助」です。
グループホームでは、
- 食事提供
- 掃除や洗濯など生活支援
- 生活相談
- 服薬管理の声かけ
- 金銭管理の相談
- 夜間支援
- 医療機関との連携
など、利用者さんの状況に合わせた支援を受けることができます。
障害者グループホームに入居できる対象者
障害者グループホームは、障害福祉サービスの対象となる方が利用できます。
対象となる障害には主に以下があります。
① 精神障害のある方
対象例:
- 統合失調症
- 双極性障害
- うつ病
- 発達障害
- 不安障害
など。
精神障害のある方の場合、
- 生活リズムを整えたい
- 一人暮らしが不安
- 服薬管理が苦手
- 親元から自立したい
といった理由で利用される方も多くいます。
② 知的障害のある方
療育手帳をお持ちの方など、知的障害のある方も対象になります。
グループホームでは、
- 日常生活の声かけ
- 金銭管理支援
- 食事支援
- 相談支援
などを受けながら生活できます。
③ 身体障害のある方
身体障害のある方も対象です。
ただし、建物設備や支援体制によって対応できる範囲が異なります。
確認したいポイント:
- バリアフリー対応
- 車椅子対応
- 入浴設備
- 支援体制
など。
④ 難病の方
障害者総合支援法の対象となる難病の方も利用できる場合があります。
必要な支援内容に応じて相談しましょう。
障害者手帳がないと入居できない?
「障害者手帳を持っていないと利用できない」と思われる方もいますが、必ずしもそうではありません。
障害者手帳がなくても、医師の診断書などにより障害福祉サービスの対象と認められる場合があります。
ただし、自治体判断となるため、お住まいの市区町村の障害福祉窓口へ確認しましょう。
入居には障害福祉サービス受給者証が必要
障害者グループホームを正式利用するには、基本的に「障害福祉サービス受給者証」が必要です。
受給者証とは、障害福祉サービスを利用するために市区町村から発行される証明書です。
グループホーム利用の場合、受給者証に、
「共同生活援助」
というサービス内容が記載されます。
受給者証の取得方法や申請の流れはこちらで確認ができます。

障害支援区分は必要?
障害支援区分とは、その方にどの程度支援が必要なのかを示す区分です。
区分は、
- 区分1
- 区分2
- 区分3
- 区分4
- 区分5
- 区分6
があります。
数字が大きいほど支援の必要度が高いことを表します。
区分なしでもグループホームに入れる?
条件によっては、障害支援区分なしでも利用できる場合があります。
ただし、
- 介護サービス包括型
- 日中サービス支援型
など、グループホームの種類や必要な支援内容、事業者毎によって障害支援区分が必要になる場合があります。
障害支援区分毎の住まいの形態については下記の調査結果をご覧ください。
引用元:グループホームの運営及び支援内容等の実態把握のための調査
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000963526.pdf

年齢制限はある?
18歳以上が基本
障害者グループホームは、原則として18歳以上の障害のある方が対象になります。
高校卒業後や成人後、
- 親元から自立したい
- 将来に向けて生活練習したい
という目的で利用される方もいます。
なお、18歳未満でグループホームへ入居できる条件として
基本要件は以下になります。
- 15歳以上の障がい児であること
- 15歳未満は原則対象外です。
- 15歳以上であっても自動的に利用できるわけではありません。
- 児童相談所長が共同生活援助の利用が適当と判断すること
- 家庭環境の問題で自宅生活が困難
- 児童養護施設・障害児入所施設から地域移行が必要
- 保護者による支援継続が難しい
- 将来的な自立生活に向けた準備が必要
など、グループホーム利用の必要性が認められるケースです。
その為、グループホームは「障害者の地域生活支援」のサービスなので、単に「空室があるから18歳未満を受け入れる」という判断はできません。
65歳以上でも利用できる?
65歳以上でも利用できる場合があります。
ただし65歳以降は、介護保険サービスとの関係があります。
状況によって、
- 障害福祉サービス
- 介護保険サービス
どちらを利用するか調整が必要になる場合があります。

入居までの流れ
① 市区町村へ相談
まずは住民票がある自治体の障害福祉窓口へ相談します。
② 受給者証を申請
必要書類を提出し、障害福祉サービス利用申請を行います。
③ 相談支援専門員と利用計画作成
相談支援専門員が、
- 本人の希望
- 必要な支援
- 利用サービス
などを整理します。
④ グループホーム探し・見学
条件に合うホームを探します。
確認ポイント:
- 場所
- 費用
- 支援内容
- 利用者層
- 医療連携
⑤ 体験利用
可能であれば体験利用を行い、実際の生活環境を確認します。
⑥ 契約・入居開始
本人とホーム双方で確認後、契約を行い入居開始となります。
グループホーム利用前によくある質問
Q. 働いていなくても入居できますか?
利用できます。
就労していない方でも、
- 就労継続支援
- 生活介護
- デイケア
などの日中活動を利用しながら生活されている方もいます。
一部、日中もホームでお過ごしできるグループホームもございます。
Q. 生活保護でも入居できますか?
利用可能なグループホームは多くあります。
ただし、
- 家賃設定
- 住宅扶助額
- 自治体ルール
によって異なるため確認が必要です。
Q. 一人暮らし経験がなくても大丈夫?
問題ありません。
初めて親元を離れる方も多く利用しています。
スタッフの支援を受けながら少しずつ生活に慣れていくことができます。
Q. 重度障害でも利用できますか?
利用可能な場合があります。
ただし、必要な支援量によって対応できるホームが異なるため、希望する支援内容を事前に整理しグループホーム側とのすり合わせが必要です。
みんなのグルホでは重度障害をお持ちの方の入居先の相談もお受けしており、ご案内したホームへの入居実績もございます。
まとめ
障害者グループホームは、障害のある方が支援を受けながら地域で生活するための住まいです。
入居条件のポイントは、
- 精神障害・知的障害・身体障害・難病の方が対象
- 障害福祉サービス受給者証が必要
- 障害支援区分が必要な場合がある
- 原則18歳以上が対象
- 生活保護や就労していない方でも利用可能な場合がある
という点です。
大切なのは「入居できるか」だけでなく、自分に合った支援環境を選ぶことです。
「みんなのグルホ」では、全国の障害者グループホーム情報を掲載しています。
精神障害対応・ワンルーム型・生活保護相談可能など、希望条件に合わせたグループホーム探しにぜひご活用ください。
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