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発達障害 ASDについて【わかりやすく解説】

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最近、「発達障がい」という言葉をよく耳にします。
その中でも、ASD(自閉スペクトラム・アスペルガー症候群)という障がいが存在します。家庭、学校、職場などで人と接する際に社会性やコミュニケーションの難しさが生じたり、特定の関心事に強いこだわりを見せるという特徴を持った発達障がいの一種です。
この障がいを持った方はどのような特徴があり、また社会生活の中でどのような役割が担えるのかご紹介します。

発達障害 ASDとは?

ASDとは「Autism Spectrum Disorder(日本語訳:自閉症スペクトラム)」の略称のことです。ASDと診断されたとしても個別に症状は全く異なるものです。
重症度は個人差がありますが、言葉の遅れやオウム返しを繰り返す、会話が成り立たないなど言語やコミュニケーションの障がいが主な症状です。
ASDは多くの遺伝的な要因が複雑に関与して起こる、生まれつきの脳機能障がいと考えられていますが、原因はまだ解明されている訳ではありません。

発達障害 ASDで見られる主な特徴

前述のように、ASDといっても症状は人の数だけ違います。ただ、共通してみられるASDの特徴は次のようなものです。

・グループでの業務・活動が苦手

・対人のやりとりが上手くいかない

・強いこだわり など

生育の過程で症状が段々と明らかになっていくため、特に両親の躾を含めた家庭環境が原因では?と考えられることもあります。しかし生まれつきの遺伝的な要因であるとされており、症状や特性を理解し、より良い生活環境に導いてあげることが大切です。

ここでは上記3つの特徴的な症状や行動を見ていきます。

グループでの業務・活動が苦手

コミュニケーションの障がいというものから、他の人と一緒に作業するグループでの業務や活動がどうしても苦手という人もいるかもしれません。相手の気持ちを慮ったり、曖昧なことを理解することが苦手で人と人との間の調整ができないことが多いようです。

他者とのやりとりが上手くいかない

「相手の気持ちを慮ったり、曖昧なことを理解することが苦手」と言うこともあり、一般的には「空気が読めない」とひんしゅくを買ったりします。
本人は普通に話しているつもりでも、相手を怒らせるようなこともしばしばあるようです。
その結果、他者に対して安心感を抱きにくく、どちらかというと「物」に関心が向きやすい傾向もあるようです。

・強いこだわり

私たちは日々、その都度柔軟に対応し生活しています。しかし、特定の物事やルールに非常に強いこだわりがあり、状況によって柔軟に対応する事はとても苦手です。常に不確かな「先のこと」や「変化」に不安を感じ、緊張状態にあるようです。いつもと違う状況に直面した時どう対応すれば良いか分からなくなり、パニックになることもあります。

ASDで見られる症状

ASDの特性・特徴を生かすには?

とはいえASDがあっても、環境が整えば健常者以上に力を発揮する場面もあります。

例えば、

・決まったことを繰り返し作業する

・こだわりを活かした几帳面

・ずば抜けた記憶力を持つ

・関心があることにはとことん追求できる

・同じでないと気に食わない特性から、小さな違いも見逃さない、

・過度に集中する(過集中)

障害の”反面”、強いこだわりや関心の寄せ方などの特性を活かし、世の中には音楽や絵画など芸術面でも才能を発揮する人も多く存在します。

実際の作業や業務で置き換えると、

1.ルールがしっかり決まっている仕事

2.専門分野で活躍できる仕事

3.視覚情報の強さを活かせる仕事

これらが共通点に挙げられそうです。一例をあげていきます。

1.ルールがしっかり決まっている仕事

ルールやマニュアルがしっかり決まっていれば、こだわりの強い傾向のある人でも安心して仕事をする事ができますよね。

・経理、財務
・コールセンター、サポートセンター
・工場などでの検品や品質管理

こういった仕事は覚える事ももちろんたくさんありますが、ルールがあり、マニュアルに沿って仕事が出来る為、ASDの人にとってはやりやすい仕事といえます。

2.専門分野で活躍できる仕事

中には特異な専門分野で活躍できる仕事もあります。

・プログラマー
・学者、音楽家

好きなことであれば何時間でも集中してしまう。関心へのこだわりの強さから専門の知識が必要になる職業はフィットしやすいと言えます。

3.視覚情報の強さを活かせる仕事

上記に加えて、視覚情報が強い傾向がある方が多いと言われています。そんな視覚情報の強さを生かせる仕事は次のようなものがあります。

・CADオペレーター
・工業系デザイナー
・設計士

こういった仕事は画像や映像など視覚情報の強みが生かせて、かつ高い専門性が必要になる職種です。

もちろん、上記のこれらの仕事だけではありません。症状の強弱は人それぞれです。どのようなものに関心を寄せるのかも人それぞれです。特性や関心事を活かした仕事に就ければ、社会にとって大きな力になることは間違いありません。

ASDの専門性

まとめ

記事で挙げた症状はあくまで一例です。似たような行動が見られても一概に障害であるとは限りません。万が一、ご自身や近くの方がASDと診断されたら、それは遺伝的なもので生まれつきなものであること、特性を活かせば高い専門性を持った職業などで社会に貢献できる存在だと認識してあげてください。
最近では、「発達障害」が一般化されてきたので社会全体の理解が進んできています。障害であるとされていますが、環境が整えばものすごい力を発揮できる可能性を秘めているので、まずは周りの大人たちが、個人を理解してあげることからサポートしてほしいですね。

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